パッケージ全般の現場で生じる疑問に、Q&A方式で答えてまいりました、 PPSベストセラー「新 包材構成100問100答(2015年1月初版)」を、より最新の情報にアップデート(全設問数152問)しました。 包装フィルムメーカー、軟包装コンバーター、食品・医薬品・日用品メーカー等で、営業、技術開発等の業務に携わっておられる方々に好適な書籍です。 「包材構成」に関することで、日頃疑問に思われているような事項(152問)に対して、設問として設定し、答を問答形式で、まとめた書籍です。 普段は、気になるが忙しくて調べられないというような方にとって、調べやすく、かつ、わかりやすい非常に便利な書籍となっております。
TITLE
新包材構成100問100答(改訂版)
書籍紹介
概要
包材のベースにある考え方、技術等とこれまでのトラブル事例を取り入れ、Q&A形式で出来るだけシンプルにご理解頂ける内容となっております。
※基本から応用までの考え方が身につきます。
開発、開発営業及び日常の営業展開において、実践的で役立つ内容になっております。
PPS教育講座の中でも人気の高い「包装講座 中級コース(旧:新包材構成100問100答講座)」でもテキストとして使用され、これまで受講された方々からは、「長年の疑問が解消した」「実践的」
「目から鱗が落ちた」「解り易い」「即役立つ」「営業活動に応用できる」といったようなお褒めのお言葉を頂戴しております。
主な内容
Ⅰ.プラスチック・フィルムの一般知識
A.基礎編(11問)
◇包材に使用されるプラスチックの種類とその特徴は?
◇プラスチック特性の基本:結晶性・非晶性の違いは?その構造と特性の違いは?
B.特性編(23問)
◇フィルム特性と実用特性との関連は?
◇静電気トラブルの種類は? 除電方法は?
◇ピンホールの原因(突刺・屈曲・摩擦磨耗)別の対策は?
C.表基材編(8問)
◇ONYのレトルト不良とは?
◇静電防止タイプのOPPフィルムを使用してはいけない用途は?
D.シーラント編(12問)
◇シーラント材の使い分けは? 特にCPPとLLDPEの使い分けは?
◇チルド食品や冷凍食品の包材にCPPが使えるか?
◇液体スープやアルコール飲料などの液体包装のシーラント材の選定は?
E.バリアフィルム編(13問)
◇ONY、PVA、EVOHはなぜ環境湿度によりバリア性が変わるのですか?
◇バリア包材の使い分けは?
◇フィルム自体のバリア性とラミ後、製品を充填した後でのバリア性の変化は?
F.その他フィルム編(5問)
◇共押しフィルムの特徴(機能性とレジン構成)は?
◇サステナブルとバイオマスプラスチックとは?」
Ⅱ.ラミネート構成
G.ラミネート構成編(37問)
◇レトルト用でPET//AL//ONY//CPP と PET//ONY//AL//CPP の設計の違いは?
◇冷凍食品包装での注意点は?
◇水物(重袋)包装する時の包材設計の注意点は?(ノンボイル、ボイル、レトルト)
◇電子レンジ食品包装の基本設計はどうすればよいか?
◇シール強度、温度、(時間、圧力)と包装速度の関係は?
◇化粧品・トイレタリー製品包材への要求機能とその包材構成は?
Ⅲ.加工
H.加工編(印刷、ラミネーション、製袋)(33問)
◇印刷工程で起き易いトラブル例とその対策は?
◇ノンソルラミの特徴は?
◇超音波シールは大半のフィルムに適用でき、高周波シールは特定しか使用できないのは?
◇ドライラミネートでのトラブル発生事例とその原因は?
◇押出ラミでシール強度が出にくいときは何が考えられますか?
◇製袋機での製袋トラブル例と対策は?
Ⅳ.衛生性
I.衛生性・法規制編(10問)
◇食品によって、法規制や自主規制のある包材は?
◇包材のにおいの原因は?
◇各種殺菌方法と包材の使い分けは?
書籍データ
- 発行元:東洋紡PPS
- サイズ:A4
- ページ数:339