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トップシール包装資材シェア事典 2022年版

書籍紹介

〇ポーション容器、ディスペンパック、米飯パック、ゼリーカップ、カップ麺、カップスナック菓子、チルドカップ飲料、ムルチパック食品など、トップシールパッケージ55アイテム網羅!
〇素材的にはトップ⇒軟包装(具体的フィルム構成)、リジット(具体的素材)、紙など。ボトム⇒軟包装(具体的フィルム構成)、リジット(具体的素材)、紙など。
〇これら55アイテムについて、国内需要量推移、トップ及びボトムの素材別個数推移、パッケージ・サプライヤー別個数推移を掲載。 (2020年~2021年実績推定、2022年見込量推定)

概要

★ポーション容器
粉末食品3アイテム、液体食品10アイテム、個体食品6アイテム、非食品6アイテム。
★ディスペンパック
単一内容物12アイテム、複数内容物7アイテム、及びその他。
★その他主要トップシールパッケージ
フルーツケース、米飯パック、ゼリーカップ、カレールウ、カップ入り味噌、チルドカップ飲料、カップ麺、カップスナック菓子、サラダチキン、カニカマ。
★ポーション容器及びその他主要トップシールパッケージは基本的に「トップ⇒軟包装×ボトム⇒リジット」(一部リジット×リジットあり)。ディスペンパックは基本的に「トップ⇒リジット×ボトム⇒軟包装」(一部リジット×リジットあり)。

主な内容

目次

1.トップシールパッケージ・総論
1.1.ポーション容器のマトリックス
ポーション容器の場合、トップ材として使用される素材構成のベスト3は、
①PET/AL/PE、②PET/AL/CPP、③VM-PET/PE。
また、ボトム材として使用される素材構成のベスト3は、
①PS、②PP/EVOH/PP、③PP。

1.2.ディスペンパックのマトリックス
ディスペンパックの場合、トップ材として使用される素材構成ベスト2は、
①PS、②PBT/PS/PE。
また、ボトム材として使用される素材構成のベスト3は、
①ONY/PE、②CNY/LDPE/LLDPE、③多層バリアーONY/CPP。

1.3.その他トップシールパッケージのマトリックス
トップ材としては「PET/ONY/PE」「PET/ONY/CPP」などが比較的多い。
ボトム材としては「PP/EVOH/PP」「A-PET」「PP」などが比較的多い。

2.トップシールパッケージ(ポーション容器と競合パッケージ)
2.1.粉末食品
①コーヒー
②茶系飲料
③チーズ
④粉末食品・計
トップ材としては「大日本印刷」「凸版印刷」「東洋アルミニウム」が強いか。
ボトム材としては「シーピー化成」「中央化学」「リスパック」が強いか。

2.2.液体食品
①コーヒー
②茶系飲料
③果汁
④コーヒーフレッシュ
⑤シロップ
⑥鍋用だし
⑦ステーキソース
⑧ココア
⑨オリーブ油
⑩パスタソース
⑪液体食品・計
トップ材としては「凸版印刷」「大日本印刷」「細川洋行」が強いか。
ボトム材としては「シーピー化成」「中央化学」「リスパック」が強いか。
また、「オリーブ油」「パスタソース」は、トップ・ボトムともにリジット素材。

2.3.個体食品
①一口ゼリー
②一口プリン
③ジャム
④バター・マーガリン
⑤スプレット
⑥チーズ
⑦個体食品・計
トップ材としては「凸版印刷」「大日本印刷」「東洋アルミニウム」が強いか。
ボトム材としては「リスパック」「シーピー化成」「アプリス」が強いか。

2.4.非食品
①マウスウォッシュ
②化粧水
③シャンプー・リンス
④コンタクトレンズ
⑤滅菌綿球
⑥ペットフード
⑦非食品・計
トップ材としては「東洋アルミニウム」「細川洋行」「凸版印刷」が強いか。
ボトム材としては「中央化学」「リスパック」「出光ユニテック」が強いか。

3.トップシールパッケージ(ディスペンパックと競合パッケージ)
①マヨネーズ
②バーベキューソース
③バーニャカウダソース
④ドレッシング
⑤バジルソース
⑥ケチャップ/マスタード
⑦マヨネーズ/ソース
⑧マヨネーズ/トマトソース
⑨醤油/ペッパーソース
⑩カルボナーラソース
⑪ジャム
⑫ジャム/マーガリン
⑬チョコスプレット
⑭チョコスプレット/ジャム
⑮メープルシロップ
⑯カラメルソース
⑰他のスプレット
⑱納豆たれ/からし
⑲大根おろし
⑳その他
複数内容物に関しては、競合するパッケージがない。市場は100%ディスペンパック。
単一内容物に関しては、他のパッケージ(ポーション含む)とも競合する。
ポーション容器とも競合するアイテムとしては「カルボナーラソース」「ジャム」「チョコスプレット」「他のスプレット」

4.トップシールパッケージ(その他主要トップシールパッケージ)
①フルーツケース
②米飯パック
③ゼリーカップ
④カレールウ
⑤カップ入り味噌
⑥チルドカップ飲料
⑦カップ麺
⑧カップスナック
⑨サラダチキン(ムルチパックタイプ)
⑩カニカマ(ムルチパックタイプ)

米飯パックは市場規模として増加を続けている。2021年の市場規模は7億2,300万個と推定。
ブランドメーカーとしては「サトウ食品」「テーブルマーク」「アイリスオーヤマ」などが強いか。パッケージとしては「アプリス」「東洋製罐」「東罐興業」などが強い。
カップ入り味噌のカップは、PP/EVOH/PPからA-PETへのリプレイスが終わり(リプレイスしていないブランドについては今後もリプレイスしない)、素材別構成比はほぼ固定した。
2021年2,400万個か。
チルドカップ飲料は「トップシールカップ+嵌合蓋」が減少、特にPB中心に「嵌合蓋レス」が増加している。2021年8億4,200万個か。
カップ麺は2020年に市場最多を更新し、39億8,960万個を記録した。
2021年はその反動で減少し、38億8,029万個となった。
2022年見込としては39億個が予想されている。
ボトム材としては紙カップが圧倒的に多く、2021年は30億個と77%構成比、またPSが8億5,029万個で21.9%となった。
それ以外にも少量だがPPカップ(3,000万個)がある。

書籍データ